魔物はなおも絵美を凌辱し続けていた、と言うより、させられていた。 絵美の鍛えられた精神は、簡単には魔物の術中に落ちなかったのである。 ビュン、ビュン、ビュン! 「さすがは女忍者の末裔、簡単には堕ちないようだなぁ」 苛立って絵美を闇雲に振り回すメディウス。 体育館の中の監視カメラが絵美の瞳に映った。 魔物自身が作り出した結界の中でも監視カメラはその様子を撮らえていた。 「あのカメラは生きているんだ・・・」 絵美の脳裏にはひとつの考えが浮かんでいた。 一方、地下研究室に茜を連れ込んだ生物教師の手熊は、 監視カメラのひとつが体育館の絵美を撮らえているのを眺めていた。 「ヒッ、ヒッ、ヒッ、ヒッ、ヒッ、 体育館でも誰かが餌食になっておるようじゃな、 こやつもいずれこの研究室へ運び込まれるであろう、 それまではワシがお前の味見をタップリとさせてもらおうか」 X字型の拘束機械に張り付けにされた茜。 手熊は機械のスイッチをONにし、彼の自慢の調教具を稼働させた。 すると機械の突起物がクネクネと動き始め、茜を凌辱した。 「いやあああああッ!!!」 |
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