絵美のアヌスにねじ込まれた男根はゆっくりと前後の運動を繰り返し始めた。 ソレ自身からにじみ出る樹液が徐々に潤滑油の役割を果たしていったからである。 「あうっ、あうっ、あうっ、あうっ、あうっ!」 体操服の女子校生はその動きに呼応するかのように喉から喘ぎ声を漏らせた。 太田の下腹部が絵美のお尻に叩き付けられるたび、 彼女は全身を震わせ、苦痛にのけぞる身体を弓のようにしならせた。 「うおおおおおッ、スゴイ、絵美、もうダメやぁ」 興奮が最高潮に達しようとしている太田の醜い形相がさらに醜く歪んでいった。 我を忘れるほどの快楽の中で彼の正体が露にされ始めたのである。 ビリビリビリィィィィィィッ!!! 「もうダメや、俺の本当の姿を見せてやろう、 そしてお前達人間の知らぬ究極の快楽を味わせてやる!」 変身し始めた太田は一度、絵美の尻から身を抜くと生体エネルギーを集中させた。 自由になった絵美はその様子を驚愕の表情で見つめていた。 「正体を表わしたわね、化け物め!」 「ファッ、ファッ、ファッ、お待たせしたね、 これが私の真の姿だ、球体を基調にした無駄の無い先進のフォルム。 誰もが必ずご満足していただける自慢の技をご覧にいれよう」 そして再び絵美に襲いかかろうとした次の瞬間、閃光と共に彼女の身体が消えた。 パシィィィィィィィッ!!! 絵美は一度居たことのあるイメージを呼び起こせる場所へ空間移動できる超能力者なのだ。 「何ッ! ・・・なるほど空間移動か、 生徒の中に超能力者が何人か紛れ込んでいると聞いていたが、 やはり、お前もその一人だったわけか・・・」 「そのとおりよ、くの一(いち)忍者の血を継ぐ私をただの小娘と思ったら 大間違いだってこと・・・。いつ正体を表わすかと思っていたけど、 意外と早かったわね、早漏は嫌われるわよ」 「愚かな・・・、私は無駄が嫌いなだけなのだ、 お前のためにこんな無駄だらけのイベントを催してやったのだから せめて時間の無駄だけは省いていかねばなるまい」 「イベントを催してやったですって・・・?」 「何をいぶかしがっている、 私は闇の王子からお前の処分を直に命ぜられている三鬼神のメディウス、 そこらのザコと一緒にされては私のプライドが傷つくというもの」 「全部あんたが最初から仕組んだってこと・・・?」 「そうとも、 まもなく始まる壮大なメインイベントの邪魔をされては困るのでな、 と言っても相手が超能力者となると こちらも慎重にならざるを得なかったっていうわけだ」 「人類を破滅に導くと言われるその儀式を阻止するのが私達の役目、 頭領から授かった忍術と持って生まれたこの能力の限りを尽くして、 お前を、倒す!」 「フッ、素手でどうやって私を倒す」 「私が空間移動できることの意味がおわかりでないようね」 |
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