薄暗い校舎の中は、今が昼間だということを忘れさせてしまうほど
不気味な空気を漂わせていた。



妹の部屋は213号室であるとわかっていたので、その部屋を探していると
生徒がひとり、壁にもたれて座り込んでいた。



「どうしたのですか?」
と話しかけてみる場合、クリックしてください。



突然起き上がってきた女子生徒。驚くMAYA。
さらに、その時廊下の奥に人が居ることに気づいた。
振り返るとそこには例の男が居た。やはり後をつけていたのだ。

男はコートの中からマシンガンを取り出し、MAYAの方を狙って構えた。
パニック状態のMAYA。



ガガガガッ、閃光とともに銃声が響いた。
「キャアぁッ」悲鳴をあげるMAYA
しかし、弾は起き上がってきた女子生徒の方に命中していた。
彼女はMAYAの背後で立ち上がり、
まさにMAYAに襲いかかろうとしていたのだ。

顔は崩れ落ち、中から奇妙なかたまりが盛り上がってきた。
怪物と化したその生き物は腹部から血を吹き出しながらMAYAに迫ってきた。
「どけっ」男は銃を構えたまま走り寄ってくる。



とっさに213号室へ逃げ込むMAYA。
真っ暗な部屋で内側からドアを押さえるが
巨大な力で扉とともに彼女は、はじき飛ばされた。

そのままMAYAは気を失ってしまった。


・MAYAの夢の中へすすむ・ ・もう家へ帰って寝る・