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トゥルルルルルル

ハッ、夢から覚めた麻弥(MAYA)
恐ろしい夢だったので青ざめている。
鳴り続ける電話の呼び出し音。
冷静になって時計を見る。深夜の2時。
「なんだろう」と、つぶやきながら彼女は受話器を取った。
「もし、もし・・・」眠たそうな麻弥(MAYA)の声。
「お姉ちゃんっ?」切羽詰まった声が受話器から聞こえた。
電話の相手は双子の妹「彩(AYA)」だった。その声は震えていた。
「アヤ? どうしたの?」心配げなMAYA。
「お姉ちゃん早くそこから逃げて・・・。プツッ・・・ツーツーツー・・・」
何が何だかわからなくなるMAYA。
部屋の扉を開けて外へ出ようとする。
そこには祭壇の上で鎖につながれている妹の姿が・・・。

クリックすれば大きいサイズの画像がひらかれます。
不気味な男達と短剣を持った司祭が取り囲んでいる。
「彩!」思わず叫ぶMAYA。

「あれは私じゃないわ」「えっ」耳元の声に振り返るMAYA。
声の主は妹だった。
「あれは私じゃなくてお姉さんよ。アッハッハッハッハッハッハッ・・・」
妹の顔が不気味に歪んでいく。
「いやあぁぁぁぁ!」
次の瞬間、MAYAは祭壇の上で、もがいている。

クリックすれば大きいサイズの画像がひらかれます。
襲いかかる怪物。
制服を引き裂き、粘液をしたたらせながら覆いかぶさってくる。
そのおぞましさに泣き叫ぶMAYA。

怪物の口からイモ虫のような化け物が這い出して来た。
その生き物は、嫌がるMAYAの口へ無理矢理入り込もうとする。
このままでは怪物に寄生されてしまいます。
どうしますか?