その後、人類は地球規模の天変地異に襲われた。
極点が短時間の間に大きく移動してしまったのである。

6月6日7時



それは地球の表面を覆う地核と呼ばれる表皮のような部分が
ズルッと瞬時に動いてしまう現象だった。

全世界的大地震の後、大洪水と火山の噴火が地上を包み込んだ。
この天変地異により人類の3分の1以上が死滅した。

そして、地獄と化したその後の世界で新しい物語が
幕を開けようとしていた。



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